横浜79団 ビーバー隊のページ

横浜第79団ビーバー隊活動状況
平成13年9月〜2月(第16期上半期)

2月24日(土)〜25日冬の舎営
野島研修センターで冬の舎営を行いました。
生活実習をメインテーマとし、料理や自然観察を行いました。
特に料理は大人も一緒に楽しめ、満足できる野外料理を作ることを目標に、さまざま料理にチャレンジしました。
参加人数が少なく、小雨まじりの強い北風が吹いていましたが、みんな元気にがんばりました。
  
安全なピーラー(皮むき器)はビーバーが自分で、刃物は親が上から手を添えます。
 
寒くて風の強い夜でした。暖かいかまどの周りで、火を囲むビーバー達。鶏の塩釜を割るところです。
 
夜の集いでは副団委員長が紙芝居をしてくださいました。

二日目は公園の中を探検するハイキングを行いました。
2月4日(日)隊集会「BP祭」
鶴見川の河川敷の樽町公園でボーイスカウトの始まりをテーマとした集会を行いました。
「BP祭」とはボーイスカウト運動の創始者ベーデンパウエルの誕生日を祝う、ボーイスカウトのお祭りです。
ビーバー達はボーイスカウトの伝統的なゲームやソングで遊んだ後、暖かい野外料理を食べました。
1月28日(日)隊集会「雪にチャレンジ
冬のハイキングは「雪にチャレンジ」です。
年が明けてから隊長は富士山や箱根や丹沢方面を下見して、最終的に「ヤビツ峠」のハイキングを計画しました。
ところが、26日から関東地方に大雪が降り、とてもじゃないけど山登りは不可能な状況となりました。
そこで、中止になった10月のハイキングのプログラムを活かして、県立東高根森林公園へのハイキングに切り替えました。
武蔵小杉駅に集合して久地駅まで移動し、久地駅からウォークラリーで公園まで歩きました。
天気が良く、ビーバーは汗をかくほどでした。
公園に着いたら、外周歩道を自然観察ハイクをしながら半周し、ピクニック広場で雪合戦をしました。
それから、小山に移動してそこでそり滑りを楽しみました。
芝生広場に行くと一面の雪原となっていて、その上にブルーシートを敷き、お弁当を食べました。
暖かいポタージュスープが配られ、皆喜んで飲みました。
お昼が終わったら、みんなで雪だるま作りをしました。
特大の雪だるまを作ったのですが形がいびつになってしまいました。そこで誰かが一言
「ゴジラみたい」
そこで、雪だるまは「雪ゴジラ」になりました。


女の子達が作った雪のトンネルを大きくしてかまくらにしました。
本当に中はビーバーが二人入れるほどのかまくらができました。
お父さんたちが子供に帰って、一緒に雪遊びを楽しんでくれました。
大雪の後、ぽかぽかと暖かい日差しに恵まれ、思いっきり雪遊びを楽しむことができました。
1月17日(水)団行事「おもちつき
例年お借りしていた日動火災のグランドが借用できず、今年は日吉台中学校でおもちつきを行いました。
ピューピューと寒い北風が吹いてきましたが、ビーバー達は、折り紙飛行機作りや、手つなぎ鬼、お餅つきにがんばりました。
美味しいお餅をたくさんいただきました。
12月24日(日)団行事「輪飾り作り
毎年、恒例の輪飾り作り。
今年も、団委員の皆様が材料集めその他に努力され、立派な輪飾りができました。

みんな良いお正月が迎えられますように。
12月23日(土)団行事「クリスマス会
ドラキュラと狼男隊のスタンツは「テレビゲームの始まり」でビーバーはスペースインベーダーをやりました。
第二部は「世紀末の大仮装パーティー」ということで、ビーバーは動物の仮装をしました。
ビーバーのリーダーは「オズの魔法使い」の仮装をしました。
ビーバーは仮装コンテストで優勝しました。
一部のスタンツも、二部の仮装パーティーや大合唱もスカウト、リーダー、父兄、団委員の全員が参加してとても楽しい、クリスマス会でした。
12月10日(日)団行事「ユニセフ募金」隊集会「ビーバー劇場」
綱島、大倉山の各駅でユニセフ募金を行いました。
その後、大倉山の公園でお弁当を食べ、クリスマス会のスタンツの準備と練習をしました。
ビーバーの出し物は「昔のテレビゲーム」。みんな、それぞれに「スペースインベーダー」の衣装を作りました。
11月26日(日)隊集会「ビバリンピック
ビーバーのオリンピックをやりました。
みんな、それぞれに自分の国を決め、その国の代表になって競技をしました。
ヒューマンチェーンの水泳や、床運動、新聞紙ちぎりマラソンなど、さまざまな訓練項目をゲーム形式で楽しみました。
それぞれの競技で金・銀・銅のメダル(それぞれの色のお菓子)を授与し、優勝の国のビーバーはその国の言葉でエールを叫びました。
11月11日(土)〜12日(日)秋の舎営」自然の中で大冒険
今年の秋の舎営はくろがねの青少年野外活動センターで行いました。
寺家ふるさと村の熊野神社で開会セレモニーを行いました。
ふるさと村全域を使ったフィールドビンゴをやって、みんなでさまざまな秋のものを探しました。
「番犬ゲーム」や「コウモリと蛾」、「忍び寄り」などのゲームをやって思いっきり秋の自然を体感し、美味しいお弁当を食べてから、くろがねに向かいました。
くろがねに着くと入所式、開村式をやり、さっそくビーバ村を作りました。
やきいもビーバー村ができたら、次は葉っぱをたくさん集めて、焼きいもをしました。
サツマイモと、ジャガイモと焼きリンゴを焼きました。
今回のキャンプの隠れたテーマは「何でも丸焼き」。
もちろん、焼きいももじゃがバタも焼きリンゴも、皆、もとの形のままのものを食べました。
それで、夕食はダッチオーブンを使って牛肉の塊の丸焼き(ローストビーフ)と、鶏の丸焼き(スタッフドチキン)、簡易スモーカーを作って、魚やばら肉の塊をこれまたまるごと燻製にしました。
焼きあがるまでの間、ビーバー達は夕闇の迫る裏山に探検に出かけました。かなり歩いたところで、隊長が言いました。
「みんなの勇気を試したい。ここからビッグビーバーは一人で歩いて帰るんだよ。ビーバーは二人一組だ。」
リーダーとボーイ・カブのお兄さんはさっさと先に帰ってしまいました。(実は隊長の指示で脇道や危険な場所にビーバーが行かないように、隠れて見張る役目だったのです)
ビーバー達は本当に恐がっていましたが、勇気を出してすっかり暗くなった山道を歩おいしいよ!!いていきました。
がんばったビーバー達を待っていたのは食べきれないほどのごちそう。
肉料理や燻製はもとより、ほんのりこげた飯盒のご飯も、ちょっと焦げ臭いまるごと野菜の蒸し焼きもキャンプでしか味わえない本当のご馳走でした。
その夜のキャンドルファイアは、全員参加で、ビーバーの出し物はもとより、お母さん達のファッションショー、お父さん達の大魔術などの他に、リーダーは「ポンコツカー」と「縁日行ったんや」などのスタンツ、ゲーム、ソングなど盛りだくさんに行いました。
ヤーン(夜話)の前頃になるとさすがに元気なビーバー達もあくびが出るようになりましたが、静かに話し始めた隊長の話を皆、真剣な面持ちで聞いてくれました。
寝床に入ったビーバー達は副長のお話を聞きながら、眠りにつきました。
次の朝は7時起床だったのですが、6時には起き始めました。
朝ご飯のパンもダッチオーブンで焼きました。(火が強すぎて二回焼き直しましたがとってもおいしく焼けました)
この日のメインは港北ニュータウン内を地図で現在位置を確認しながら歩く、マップハイクです。
ビーバーには方位の概念も、地形を抽象化できる能力もありません。
川和富士
そこで、1/25000の白地図を拡大して、配布し、二人づつのグループにそれぞれ二名以上の大人が付き、道の曲がり方や、交差の仕方、橋や池、斜面などのランドマークを確認しながら、現在位置を地図上にプロットしながらのハイキングを行いました。
途中の川和富士山の頂上でお弁当(朝、自分達がにぎったおにぎり)を食べました。
鴨池公園普段の散歩より少し早めのペースで、約7Km強のコースです。
ゴール直前では元気がなくなったり、涙ぐむビーバーもいましたが、がんばって歩き通しました。
そんなビーバー達も、閉会セレモニーでは元気に歌を歌い、木の葉章や小枝章を貰っていました。

ビーバーの宿泊を伴う活動についてはいろいろと話題がありますが、御父母と共にスカウト活動を楽しみ、寝食を共にすることで家族以外の大人や仲間と親しみ、そうして培った友情は素直に、仲間を助け、協力する気持ちとして現れています。ハイキング中はふざけたり、わがままを言う者もほとんどありませんでした。積極的にチャレンジする態度も見られました。
今年のテーマは「チャレンジ」、ちょっとがんばる。しっかり休むで、今後も進めて行きたいと思います
11月5日(日)団行事「ダム作り(大倉山芸術祭)」
毎年恒例の、大倉山芸術祭に参加しました。
新しい仲間が増え、入団誓い式をやり、それから、「リーダーに続け!」というゲームをやりました。
「ビーバーの冒険」という紙芝居をみんなで作り、それから「ダム作り」をしました。
ビーバーのダムキャンプ用のテーブルの上にパネルを渡し、その上にブルーシートを敷きます。
ブルーシートの下にはレンガなどを置いて凹凸を付け、川筋を作り、ビーバー達は川筋に枯れ枝や落ち葉、石などを置いてダムのジオラマを作りました。
その川にポリタンクに汲んできた水を流し、ダムに水を溜め、先端にクリップをつけた魚を浮かべて、釣りゲームをしました。
秋晴れのよい天気で、たくさんの人達が芸術祭に訪れ、たくさんの子供達がビーバーダムの魚釣りを楽しんでくれました。
この日はカブやボーイも一緒に活動し、ビーバーはボーイ隊のテントを見学することができました。
10月29日(日)隊集会「地底人との戦い」
予定していた東高根森林公園への友達ハイクが雨で中止となり、雨の裏番組の集会となりました。
綱島で集合して横浜駅に移動しました。
「地底人が地上を狙っている!!」隊長が話し始めました。
「地底人はいつも暗い地面の下で暮らしているので明かりが苦手だ。まず、明かりの元になる電気について調べよう。」ビーバー達は横浜そごうのTEPCO PLAZAに行き、電気について調べました。
「地底人が横浜を狙っているのは横浜にとっても美味いものがあるからだ。なんだろう?」
「シューマイ!!」とビーバー。ちびっこ消防士
「そうだ。この地下街にシューマイの美味いレストランがある。」ビーバー達は崎陽軒の中華レストラン、高島屋のスカウトショップ、有麟堂のコミックコーナーを経由して変な店、面白い店を探しながら地下街の一番端まで歩きました。地下街だけで二キロ以上歩く計算です。
「大変だ、地底人が地震を起こして地上を攻撃すると言う情報が入った。地震に負けないように特別訓練を受けなければならない!!」
ビーバー達は駅近くの横浜市防災センターに入り、研修室でお弁当を食べました。
一階の展示コーナーにビーバーは興味津々。
ごちそうさまもそこそこに、消防士のヘルメットをかぶり、耐火服を着てミニ消防車に乗り込みます。
竜巻実験や非難ゲーム、「火事だ!!」と大声で叫ぶとインジケーターのランプが上昇する大声ボックスなど時間を忘れて遊びます。
お父さんや、お母さんがビーバー達にそれぞれの体験の意味をお話してあげていました。
1時からいよいよセンターの職員のお姉さんの案内で体験訓練です。
始めに研修室でビデオを見て、それから起振室で地震体験です。
グラグラッ!キャー!!まず、関東大震災の揺れのパターンを体験し、それから阪神淡路大震災の震度7の揺れを体験しました。
つぎに、煙の充満した迷路を抜ける避難体験。それから真っ暗な部屋から脱出する暗闇体験などをしました。
お姉さんの説明をビーバーはとってもよく聞きました。
(付き添いで参加したカブのお兄さんたちが興奮しすぎて、どっちがビーバーかわからない状態でした...)
10月22日(日)団行事「赤い羽根共同募金」赤い羽根共同募金
綱島、大倉山の各駅で赤い羽根共同募金の奉仕活動に参加しました。
カブもボーイ隊も参加してみんなとてもまじめにがんばっていました。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

10月15日(日)隊集会「サイクルチャレンジ」

皇居前のパレスサイクリングに参加しました。
毎週日曜、皇居前祝田橋から竹橋までの片道4車線の道路を開放して、一周約3kmのサイクリングを楽しめます。(レンタル自転車は無料で借りることができます)
ビーバー達はそれぞれ自分に合った自転車を借り、お堀端の水と緑を楽しみながらサイクリングをしました。
グループに分け、それぞれに大人が付いて走りましたが、途中でかなり離れてしまうことがありました。
気持ちの良い芝生その後、皇居前広場の芝生の上でお弁当を食べました。
芝生が気持ちよくて、みんな裸足になって走り回りました。
お弁当の後、閉会セレモニーをして、それから日比谷公園で開催されている「鉄道フェスティバル」の会場で自由解散としました。
大変な人手で、期待したミニSLも30分待ちでした。
帰りの電車では何人かのビーバーが熟睡状態でした。
9月24日(日)隊集会「新しい仲間」針金ハンガーパチンコ作り
新年度になって始めての隊集会です。
新しく、一人の仲間が加わり、入団誓い式を行いました。
その後、ビーバーは基礎訓練、ビッグビーバーは新しい仲間と一緒に遊ぶ、針金ハンガーパチンコを作りました。
針金ハンガーパチンコは針金ハンガーに輪ゴム・ガムテープで作ったゴムをビニールテープで取り付け、テッィシュをのりで丸めた弾を撃ちます。
みんな、自分でパチンコを作れたかな?
その間にお父さん・お母さんはアウトドア用のコンロでホットケーキを焼いてくれました。
自分達で作ったパチンコでゲームをやりました。
「新しい仲間が怪物のいる森で迷子になった。みんなで助けにパチンコ発射!行こう!!」
森の門番に合言葉を言って通してもらい、パチンコで怪物退治です。
それから、忘れ物の森に行って、いつも集会に持ってくるものを捜しました。
その後で、みんなでホットケーキ作りをしました。焼いてるよ
順番に並んで、粉をこね、卵を入れ、牛乳を入れたら、オタマと鉄板でミニホットケーキを作ります。
みんな、ちゃんと並んで、順番を守り、美味しいホットケーキを焼きました。
それから歓迎パーティーをやりました。
自己紹介をして、クラッカーを鳴らし、ジュースで乾杯しました。
ホットケーキはとても美味しくて、みんなたくさん食べました。
9月15日(金)団行事「スカウト奉仕の日:カントリー大作戦」
団行事の「スカウト奉仕の日:カントリー大作戦」に参加しました。
各隊は班・組毎にそれぞれ日吉・綱島・大倉山の最寄の各駅に集合しましたが、ビーバーは大倉山駅に集合しました。
30分早く集合し、セレモニーを行い、隊長が考えてきた「カントリー大作戦の歌」を習いました。
「スカウト達が、みんな集まって
 ぼくらの町を、きれいにするぞ
 カントリー、カントリー、みんなワッハッハッハ
 カントリー、カントリー、カントリー大作戦」
この歌詞を第3回日本ジャンボリーの歌のメロディに合わせて歌います。
ビーバーはみんな「???」という表情で、歌ってくれません。
当初は、一緒に行動する予定でしたが、大倉山駅から大倉山記念館ルートと熊野神社ルートに分かれることとなり、ビーバーも二手に分かれて行動することとしました。
たくさんの缶やペットボトルをビーバーは一所懸命に集めました。みんな、がんばりました。
隊長は一番たくさん缶やペットボトルを集めたビーバーに金のミニキーホルダーをあげると言いましたが、大倉山記念館ルートが個人別の数を数えていなかったので、残念!また今度になりました。
集会が終わって、ある親御さんから電子メールをもらいました。

>息子は入団式の日は不安そうな顔をしていたので心配でしたが、楽しくやれそうです。
>おもちゃで遊びながら「カントリ〜大作戦」と歌をうたっていました。

リーダーとしてとてもうれしいメールでした。

用語解説
舎営:テントでなくバンガローやロッジなどに宿泊するキャンプ
キャンドルファイア:室内でろうそく(キャンドル)を中心に行うキャンプファイア


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